社会人学び直しプログラム モジュール3 1人ひとりが将来について考える交流の場創生について
Last modified: 27 February 2018
[研究の概要]
本プロジェクトは、社会人学び直しプログラム地域活性化チームによる、実施事業です。
我が国は、高齢社会の急速な進展による財政問題、少子化と労働力、国際競争力をはじめ
さまざまな課題に直面しています。そうした課題に備えた社会保障改革、規制緩和や税制
改革、少子化対策や女性の社会における活躍推進など、様々なことが日々議論されていま
す。その一方で、社会現象の複雑化によって、理解に取り残されてしまう若者も多いのが
現状と言われています。課題の1つひとつが理解できれば、これから私たちが何を学び、考
えていく必要があるのかが分かるようになるので、そのためには、社会がどのように機能
しているのか、正確に把握することが不可欠になります。身近な場で、社会人では改めて
学ぶ機会のない多くのことを体系的に習得できる空間の創生は不可欠であり、何をどのよ
うにすればよいか、本研究で解明することがその研究の目的の1つと位置づけられます。
最終成果報告では、本研究室学部ゼミメンバーとのワークショップを通じて得られたアイ
デアや情報交換を通じて、本研究課題について、今後どのようなことが求められ、何をし
ていけばよいのか明確なビジョンを示すことができました。
[研究計画・方法]
企画・立案・実行の一連のプロセスは、社会人学び直しプログラム本プロジェクト実施メ
ンバーにより主体的に進められました。プログラムモジュールに従い、秋にヒアリングが
実施され、得られた成果を体系的にまとめて、冬から春にかけての方向性を定めました。
本研究室の役割として、研究に必要なネットワークの構築と補完、ミーティングによる進
捗状況の定期的な確認と助言、参考書籍の紹介や貸与、その他プロジェクトをより効果的
に実施するための環境提供がなされました。
成果報告会の様子
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(c) Nakamura, 2020