育児と男女共同参画に関する意識調査 ヒアリング・ワークショップ

Last modified: 12 March 2018


本ワークショップは、東部地域大学連携(東区委託)事業 *の一部として
実施しています。(* → 詳しくはこちら
平成29年度東部地域大学連携シンポジウムにて調査研究報告いたしました。


ワークショップの様子(平成30年1月)
















概要
今冬にかけて実施した研究調査を参考に、子育ての現状や就労環境、地域づ
くりについて自由に議論しながら理解を深めていくため、福岡市ご協力のも
と平成29年度東部地域大学連携事業(東区委託事業)"少子高齢社会におけ
る1人ひとりの活躍と地域力に係る空間厚生経済分析" の一部として開催し
ています。地域づくりのワンポイント講義や、福岡女子大学学生が進行役を
務めるグループワークなど、楽しく気軽に話し合えるプログラムです。














[プログラム]
1.はじめに(導入)
2.ミニレクチャー
3.グループワーク
4.各グループ発表
5.全体で意見交換
6.おわりに(今後)











[これまでに議論されている課題]

安心して休暇取得できる制度がより整った社会の実現について
男性の自覚を育てることの重要性 - 女性はずっと共に生活している
職場の自然なローテーション(男性も含め)の必要性
地域の活用のしかた - 子ども会や育児会
地域力 - 地域のサポートの改めての重要さ
子どもたちの場所 - 特に小学校に進学してから
少子化なのになぜ待機児童?- 私たちの経済・社会システムの変化
という実情:かつてのような地域でお互いに見守る時代といま
男性入室禁止のベビールーム - 福岡市内に未だ多数存在 - 行政の協力に期待
企業の意識改革と市場競争という現実:個人への配慮が単に
コスト要因とならないようなしくみづくり - 育休、時短、フレキシビリティ
配偶者と日ごろ話し合うきっかけづくり
次代を担う若者たちに小中から将来について考えることのできる教育
よりよい環境や意識:それらをさらに高めていけるのは整備
経済的な困窮やシングルで家庭を守る女性
介護・子育てといったケアが女性に向けられ続けている現状とこれから
自営業のサポート
マスト・制度義務化のルール
少子化と保育所の需要増
所得の制約
認可外保育への高いニーズと事業者側の状況
女性が子育て男性が仕事というような文化的なこと
父、母両方が育児も仕事もできる社会に
男性が育児に関することで仕事を休みやすい環境に
母子(ぼし)手帳のネーミング
家庭について社会科で教えることをもう少し考える
まわりの理解がもっと必要
子育ての許される環境
人々の隔離とつながり
もっとコミュニケーションをとる場が
子育て中の休み
スマホやPCに依存しない情報配信は意外と助かっている(市政だよりや公民館だより[全員が受け取っていれば])
父親の健康の自己管理のあり方
女性も子どもとかかわる時間を多く持とうとすると仕事をすることが難しく
公民館のクッキングイベントなど本当によい
残業のため父親に平日の育児を頼む範囲が限られてくる
国や会社の制度に限らず根本的な考え方や文化:家庭に視点を向けて
利用できる制度をもっと知ってほしい:産後ヘルパーの体験談
公務員や大企業とそうでない組織
男性育休の義務化よりも早く帰ってきてほしい
再就職面接の体験談:子育て中の強み:タイムマネジメント、情報共有の効率性
第一子の育児ならではのゆとりなき懸命な日々
スーパーの母子手帳1割引サービス
自営業のサポート
子どもを連れていける場が結局ショッピングセンターに。。
子育てに対する配偶者の協力の不足
要因として職場の環境が一定の影響を及ぼしている点
諸制度の整備、ならびに身近な場での雰囲気づくりの双方とも必要
男性が育児を共有する取り組みがなされない限り上司や同僚の理解への期待は難しい




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